当クリニックのインプラント治療
世界で最も実績の高いシステムを採用
当クリニックのインプラント治療では、虫歯や歯周病がある方は、まずはその治療から行います。 またCT撮影による骨量のチェックを行い、骨量が足りない方にはGBRやサイナスリフトなどインプラントを埋入するのに十分な骨量を作ってから治療を行います。
インプラント埋入後には、インプラント周囲炎などの予防のために、マイクロスクープ下によるメンテナンスを行っております。
インプラント治療とは
歯根がなくなると、抜けた歯の周りの骨が徐々にやせ細ってしまい、残った健康な歯が動いたりして残っている周りの歯にも影響がでます。インプラントとは失ってしまった自分の歯の代わりにあごの骨にチタンのネジを埋め込み、人工の歯で不自然なく噛めるようにする治療法です。チタンは骨と結合する特性を持つため、天然歯とほとんど同じ機能と感覚が回復できます。
インプラント治療の成功率は20年累積残存データとして、上顎90%以上、下顎95%以上と言われています(上顎の骨質が下顎より弱いため)。40年以上使用している患者様もいらっしゃいます。
インプラントのメリット
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見た目が自然
インプラントなら自然で美しい歯並びが維持できます。また、ばねが見えたり、大きく口をあけると飛び出してしまうのでは、といった入れ歯によくある不安感がありません。
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残った天然歯を傷めない
ブリッジや入れ歯などでは両脇の正常な歯を削らなければなりません。インプラントは残った健康な歯を削ったり支えにすることがないので、周囲の歯や歯肉を傷める心配はありません。
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耐久がある
インプラントは10年・20年の単位で長持ちすることが実証されています。また装着後に年月を経て自分の歯の数が減っていっても、インプラントを追加したり人工歯を追加したりの修正ができます。
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噛み心地が自然
インプラントなら食物を噛んだときに振動が骨に直接伝わるので、天然歯と限りなく近似した噛み心地が感じられます。
(天然歯には、歯根膜があり、噛み心地などを感じることができます。)
インプラントのデメリット
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時間を要する
人工歯冠の装着まで、最短でも4カ月程度かかります。
その大半が、インプラントと骨の結合するまでの時間です。 -
手術を行う
インプラントには手術が必要です。
局所麻酔下での丁寧な治療ですから、痛みは少なく、その日のうちに治まる場合がほとんどです。腫れがみられることもありますが数日で治まります。 -
費用
インプラントのキットは、厳選素材で精密なものです。また人工歯冠にも高い精度が要求され、すべてに高度な医療技術が要求されるので、どうしても費用がかかります。
しかし、その後のランニングコストが大幅に減るので、長い目で見ればお得かもしれません。
インプラント治療の流れ
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STEP 01
診査
まずCT撮影による骨量のチェックと、全身状態のチェックを行います。この時点で、骨量の不足や全身疾患のある場合は、そちらの処置を優先します。また、インプラント治療に入る前には、むし歯や歯周病の治療も行います。
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STEP 02
治療計画と治療説明
十分な診査と診断を行ったうえで、綿密な治療計画を立てて、症状に合わせた治療をご提案します。詳細の説明をさせていただき、少しでも疑問があれば十分に話し合い納得したうえで治療に入ります。
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STEP 03
インプラント埋入
歯を失った部分にチタン製のインプラントを埋め込みます。施術時間は欠損歯が1本だけなら20分程度、無菌顎の場合は1時間程度で終了します。
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STEP 04
治療期間
インプラントを埋めたら骨がインプラントと結合するまで待ちます。丈夫な骨ができるまでには下顎で約3カ月半、上顎で約6カ月半程度かかります。この間は仮の義歯を使用できます。義歯が必要な方は2~3週間に1度、義歯が不要な方は1カ月に1度来院いただき、診査を行います。
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STEP 05
アバットメント連結
インプラントが完全に骨と結合したら、支台部のアパットメントをインプラントに結合します。術後、歯肉が治癒するまで数週間待ちます。
インプラントの構造によっては、この手術は不要になります。 -
STEP 06
人口歯冠の制作
前施術後の抜糸の際に人工歯冠を作るための型をとります。これをもとに、歯の形・色などを決めて天然の歯と変わらない人工歯冠を製作します。
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STEP 07
人口歯冠の装着と調整
完成した人工歯冠をアバットメントに装着し、固定します。インプラントは天然歯のような「あそび」がないので少しの違和感もないように細かく噛み合わせを調整します。
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STEP 08
メンテナンス
完成したインプラントは、3カ月に1度の定期検診を行います。その際に他の天然歯のチェックも行います。