歯の根を残す治療
他院で抜くと言われた、その歯髄!
もしかしたら残せる?
当クリニックの歯髄保存治療では、MTAセメントを使い治療を行っております。
神経(歯髄)が残せるのかどうかの診断は、マイクロスクープを使用し、露出した神経(歯髄)が出血し止血できるのかで判断をしています。
これを肉眼治療で行うと、暗い上に小さすぎて確認できないために、抜歯、もしくは神経を抜く治療となってしまいます。
そして、何よりも大切なことが、治療中に患部を感染させないことです。
当クリニックでは、唾液を患部に入り込ませないために、ラバーダム防湿を行っております。ラバーダム防湿も単にするのではなくマイクロスクープでクランプしている部分を確認し、唾液が入ってくる隙間や漏れが無いのかを確認し、確実な防湿を行っています。
歯の根(歯髄)が残せる治療とは
虫歯治療を行っていると、虫歯の浸食具合によって、虫歯が神経(歯髄)まで達していることがあります。
当クリニックでは、マイクロスコープ下でう蝕検知液を使いながら虫歯を丁寧に削っていき、神経(歯髄)が見えてきたら、まずは消毒剤を使い止血を試みます。
止血が出来た神経(歯髄)は残せる可能性があると診断し、神経を残す歯髄保存治療を開始いたします。
歯髄保存治療の流れ
-
STEP 01
麻酔
-
STEP 02
ラバーダム防湿をする
-
STEP 03
元々入っていた物や
虫歯を確実に取り除く -
STEP 04
歯髄(神経)が見えて来て
出血している場合は、消毒剤に浸ける。 -
STEP 05
5分待ち
止血できるのかを確認 -
STEP 06
止血できている場合は
MTAセメントを使い
歯髄保存治療をします -
STEP 07
しみるのを抑える為の
コーティングをする -
STEP 08
ダイレクトボンディング剤で
歯を形成していきます。
※削りが大きい場合は仮歯を作ります -
STEP 09
治療を動画で説明