動画で学ぶ歯科知識
虫歯や根の病気が 無いのに歯が痛い
虫歯や根の病気が無いのに歯が痛いのは、もしかすると夜間の食いしばりが原因かも知れません。
特に朝起きてから痛みがあり、午後になると和らぐ、などの症状はこの可能性があります。
歯が噛み合った状態では、歯と骨を繋いでいる歯根膜が圧迫されます。圧迫された歯根膜からは骨を吸収する細胞の働きが活発になり、サイトカインと言われる物質も放出されます。
これらの作用で炎症が起こり痛みが誘発されます (矯正治療を受けられた方はわかると思いますが ワイヤー交換後など治療後4−5時間経つと痛みが出てきます。これも引っ張っている側の歯根膜が圧迫されるから)矯正治療の様に、骨まで吸収するには一定時間必要ですが、痛みを感じるのに十分な時間食いしばりがあると痛みが誘発されます。
上記の症状がある方は睡眠中の歯軋り、食いしばりと寝ている時の食いしばりの原因にもなる夜間低血糖をチェックしてみてください。
是非、根本原因を見つけるために 適切な歯科クリニックを受診して下さい。
渋谷区恵比寿の顕微鏡治療専門歯科医院、山口歯科クリニックです。